(有)太陽かつら店 宮内庁御用達    since1935 

お問合せ 03-3846-5326  担当 奥山 090-3221-3522(お気軽に携帯までご連絡下さい)  Mail taiyokatsuraten@live.jp

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羽二重のやり方

中古女形かつら3月末実まで10枚限定で販売いたします。
価格は
¥120,000-(消費税別)
弊社までかつら合わせに来て頂ける方のみです。
大劇場の舞台で使っていたかつらをお客様に合うように調整してから結い上げます。

  基本は左記の潰し島田ですが髪形はご要望におうじます。
髷型などが必用な髪形の場合は髷型代が別途掛かります。ご相談下さい・

ご用命は下記携帯もしくはメールにてご来店日をご相談ください。

担当 奥山 
090-3221-3522
Mail 
taiyokatsuraten@live.jp

   
日本舞踊の化粧、着付け、衣装、かつら、床山等の技術的なことから費用の事まで、お気軽にご相談下さい。

かつら使用をご検討の方、かつらに関してならどんな事でもお問合せ下さい。技術的なご相談も承ります。

日本髪かつらについての注意
日本髪のかつらは、サイズ(SMLような)だけで買ったりしてはいけません。人間の頭は大きさだけでなく形も違いますから、SMLのようなサイズだけで買っても合う保証はありません。又、生え際の形(刳りといいます)も重要です。人それぞれ顔が違うのですからそれぞれに合った刳りの形があり、この形で美人にも不細工にもなるのです。そして結い方もその人の体格から顔のつくり等などに合せていくものです。それらが総合されて日本の伝統文化の美しさが出てくるものなのです。
このところ、結い直しのできない(日本髪かつらの作り方ではない)かつらの結い直し依頼が増えています。(お問合せ下さい)このような日本髪かつらはパーティーウィッグだと思って楽しんで頂ければいいと思います。


日本髪かつら写真 女形 (nihongami photo onnagata)

おすべらかし前 おすべらかし横 おすべらかし後ろ 日本髪かつらかしき 下げ髪 天正時代の髪形でかしきといいます  天正時代の髪形かしきの後ろ
おすべらかし(osuberakasi)
お雛様で有名な公家女性の髪形です。
このように鬢が大きく張った形は、宮廷風俗に庶民の流行が影響を及ぼした結果と思われるので、時代的には江戸後期からだと思います。現代でも、皇族女性が儀式の際に用いられています。この写真では、さいし、割り櫛を飾っていますが、飾りを付けない場合もあります。後ろの丈長(紙)の結びの数は位などによって違うようです。
 喝食(kasiki)
平安時代から室町頃までの女性の髪形です。風俗的には垂れ髪といっているようですが、通称では下げ髪で通っています。
通常は根に丈長(紙の根掛け)だけで飾りはつけません。
又、この写真では前髪を切ってありますが、基本は切りません。
風俗資料的には鬢そぎともいって頬の両側の毛を2尺ほどに切り揃える風習があったようです。(後に顔を一周半して耳までの長さが標準)
室町に入って後ろで結ぶようになったようですが、一般庶民は実用上その前から結んでいたと思います。
平安時代の貴族の髪型とし表現する場合は結ばずに垂らします。(通称かつらの構造丈帯付き等と呼ぶ場合もあります)
  
吹き輪前 吹き輪横 吹き輪後ろ 吹き輪前 吹き輪横 吹き輪後ろ
吹き輪(羽二重のかつら)(fukiwa)
姫の髪形 
生え際が、羽二重に毛髪が通してあるかつらで結った吹き輪
古典の日本舞踊や歌舞伎で使われるかつらです。
びん(かつらの両側部分)には鬢金、たぼ(後ろ部分)には髱金という部品を使って結い上げます。
吹き輪(耳ジケ付き)(fukiwa with mimijike)
みみの後ろに下がっている毛を耳ジケといいます。
短い耳ジケと赤い前髪くくりで可愛さを強調した網のかつらで結った姫の髪形です。歌舞伎での吹き輪の約束事にはかなり違反している飾り方です。

 
結い上げの禿前 結い上げの禿 結い上げの禿 結い上げの禿 舞妓 舞妓
 積み上げの禿(tumiage no kamuro)
禿はおかっぱ頭のような切禿が有名ですが、これは結い上げの禿です。花魁道中などで同行する時の髪形で、積み上げというのは、後ろに飾った鹿の子(布)を折って積み上げている事からきていると言われています。髷は小さな高島田のような「針打ち」という髷形です。
割りしのぶ(warisinobu)
一番有名な舞妓(maiko)の髪形
自分の髪で結う実際の舞妓の髪形とはちょっとイメージが違って見えますがこれは、舞踊で使ったものです。リアルな舞妓をかつらで作る場合は半がつら(生え際だけ自分の髪を使うタイプ)を使います。
実際のつまみの簪はビラ(銀色の光っている物)は付いていませんし季節によって変わります。


舞妓 伊達兵庫 伊達兵庫金髪  紫天神 紫天神 紫天神
伊達兵庫(datehyougo)立兵庫(tatehyougo)
花魁(大夫)の代表的な髪型 前と後ろに差しているかんざしは、江戸では普通の耳かき状のかんざし、関西ではこのような家紋付きのかんざしという芝居の約束事があります。ただこれは形で芝居上の役の設定をあらわす為のもので、浮世絵などでは、かなり自由な飾り方をしているようです.
後ろの結びは、このような菊結びか、3つの輪の揚巻結びをつけます。
 伊達兵庫 金髪
(datehyougo)
金髪バージョンです。


紫天神(murasakitenjn)
遊女の髪形の一種です。この写真は、前後のかんざしが、2本ずつになっていますが、歌舞伎等では3本ずつで、中央のかんざしも赤玉ではなく松葉を差し、赤玉はその横に差しています。すっきりした色気が身上の髪形です。
  
潰し島田 潰し島田 潰し島田の布掛け 潰し島田布掛けの後ろ 潰し島田の髷のイチの部分  
潰し島田(tsubusisimada)
基本的な芸者の髪形
まわり(鬢、髱)の結い方や、髷の大きさ、形、飾りを変えるだけで娘、遊女、芸者、女中等幅広い役で使う事のできる髪形です。
 
 
日本髪かつら潰し島田の遊女風 日本髪かつら潰し島田アンティーク簪で飾った遊女風 日本髪かつら潰し島田アンティーク簪で飾った遊女風後ろ 潰し島田の遊女風
 潰し島田(tsubusisimada)
遊女風に飾った潰し島田
 
 京風島田 京風島田  芸子島田夏飾り  芸奴の髪形で中高島田    
 京風島田(kyoufuu simada)
上方の芸奴役で使いますが、実際は、ふくわけ、先笄、奴等のように舞妓の使う髪形の一種のようです。上げ髱になっているのが大きな違いです。現在の芸奴は、中高です。
 中高(tyuutaka )    
日本髪かつら結い綿大店の町娘前 日本髪かつら結い綿大店の町娘後ろ 日本髪かつら結い綿大店の町娘斜め後ろ  結い綿町娘の髪形  
結い綿 (yuiwata)
大店の娘などに使う髪形。ただ潰し島田に鹿の子や、色柄の布を掛けた髪形に見えますが、本当は、髷のいち(後ろの曲げている場所)の形も、前髷(髷の前方部)の形も違います。
 
   
 日本髪かつら銀杏返し町娘 日本髪かつら銀杏返し町人の女房風  alt="桃割れ"  日本髪かつら元禄兵庫の遊女梅沢富男風前 日本髪かつら元禄兵庫の遊女梅沢富男風横  日本髪かつら三ツ輪に結った元禄兵庫
 杏返し(ityougaesi)
江戸時代から昭和初期までの町人や村人等の女性全般に使われる髪形です。飾り方によっては、遊女でも使います。「割り鹿の子」から派生した形だと思われます。
 桃割れ(momoware)
町人の娘
十代の前半までの町人の娘
 元禄の兵庫(genroku hyougo)
元禄時代の遊女の髪形。
これは、梅沢富美男風の飾り方です。
 元禄の兵庫(genroku hyougo)
元禄時代の遊女の髪形、
これは、元禄兵庫を三ツ輪にした髷です。。
alt="割鹿の子” 日本髪かつら ゴマのおばこ  alt="割鹿の子"  alt="島田崩し" alt="先笄" alt="片輪天神"
 おばこ(ゴマ)(obako)
町人、武家を問わず年寄りの髪型としてよく使われます。「おばこ」という髷は本来町屋の女房の略式の髪形で、
二つに分けた毛束を笄(真中に差してある棒状の簪)に絡げただけの髪型ですので、年齢は問いません。

 
 割鹿の子
(wariganoko)
本来仲居や女中、女房等ですが、町人全般に使っています。
 島田崩し
(simadakuzusi)
やくざの親分や頭の女房に使いますが、ちょっと粋な感じなので、小料理屋の女将等にも使えます。
  先笄
(sakkougai)
上方の町家の女房
茶屋の女房、女将もOKかな
  片輪天神
(kiritennjinn)
鉄火な女。
不義をした女がわびの形で毛を切ったという説もあるが、見た目で男っぽい玄人女に使ってるかな
日本髪かつら丸髷既婚の髪形 日本髪かつら高島田婚礼用銀の胡蝶蘭の簪付き 日本髪かつら高島田婚礼用古代のアンティーク簪付き 日本髪かつら高島田道成寺の白拍子 汐汲みで使う羽二重のかつらの文金島田
 丸髷
(marumage)
江戸から昭和初期までの既婚者、妻、飾り方で武家にも町人にも使います。
高島田(takasimada)
武家娘、腰元、白拍子、現代の婚礼、現代の芸者等で使われている髪形
飾り方次第で変わります。
婚礼用では文金高島田とよく言われますが、これは高島田です。文金は、髷の「イチ」の部分を抑えている元結が根どりの部分から出てきますので、もっと丸みのあるゆったりとした形になります。高島田はその元結が根どりに掛けられた丈長の後ろから出てきて「イチ」を抑えるので文金よりはちょっとタイトな感じになっていると思います。 

 
 文金(bunkin)
「汐汲み」アミのかつらの文金
 文金(bunkin)
「汐汲み」羽二重のかつらの文金
 
日本髪かつら十能 前 日本髪かつら三ツ輪 後ろ 日本髪かつら片はずし 後ろ 日本髪かつら三ツ輪 後ろ 日本髪かつら三ツ輪 斜め後ろ
十能(jyuunou)
大奥などで使われる髪形で、春日の局等大奥で使う場合はあげ下地と言い、その場合は、櫛もかんざしも差しません。元禄時代の武家女房にも使われます。忠臣蔵の大石の妻りくにも使われています。

 片はずし(katahazusi)
大奥の中老、局などで使われる髪形です。
 三ツ輪(mituwa)
手間の掛かる結い方(丸髷と銀杏返しが合わさったような結い方)なので、妾などに使われる髪形
転じて遊女にも使われます。

日本髪かつら根取りの下げ髪 側室 日本髪かつら根取りの下げ髪 日本舞踊  日本髪かつら根取りの下げ髪 娘風  根どりの下げ髪古代簪 根取りの下げ髪  
 根どりの下げ髪(nedori no sagegami)
この髪形に金襴の布を巻いた髪形は、側室などに使われます。
 
髷がポニーテール状態で、飾り方で表情がかわりますので、舞踊ではよく使われる髪形です。
日本髪かつら役者下地紫帽子付き 日本髪かつら役者下地紫帽子付き 後ろ alt="かつら下地” 日本髪かつら前割れ日本舞踊 日本髪かつら前割れ日本舞踊 後ろ  
かつら下地 (帽子付き)(katsurasitaji with bousi)
女形の役者の役で使うので役者髷という事もありますが、役者の髪形は、「切り下げ」や「めがね」という髷もあるので分けておいたほうがいいと思います。 
前割れ(maeware)
前髪を真ん中から二つに分け鬢と繋げた髪形で髷はかつら下地とほぼ同じです。日本舞踊では自頭代わりに使われる髪形です。 
 
日本髪かつら夜会巻き 日本髪かつら夜会巻き 後ろ 日本髪かつら夜会巻き大衆演劇風 前 日本髪かつら夜会巻き大衆演劇風 右前    
夜会(yakai)
前髪を分けて捻った夜会
明治以降の髪形
夜会のアレンジ
 
 
alt="束髪”  日本髪かつら襟髷の束髪 横 日本髪かつら襟髷の束髪 左前 alt=”耳隠し” 日本髪かつら襟髷の束髪 後ろ 耳隠し
 束髪
(sokuhatu)
明治から昭和初期まで幅広く使われる髪型です。上に髷を結ったものと、襟に髷を結ったものです。この写真は、前髪を少し捻ってありますが、普通は捻りません。

  
  耳隠し
(mimikakusi)
大正のモガの時代位から昭和初期にかけての髪型時代感をだしやすいので役によってはよく使う髪型。
この写真は襟髷になっていますが、髷のない物もあります。

 
 束髪茶髪1  束髪茶髪横  束髪茶髪後ろ    明治大正昭和初期の三つ編み
 束髪  束髪        三つ編み
(mitusuami) 
三つ編みを際からタイトに編んで編み終えた毛先を少な目にすると昭和初期っぽい感じになるかな。
  束髪のバリエーション
(sokuhatu)
   
日本髪かつら手古舞 前 日本髪かつら手古舞 後ろ 日本髪かつらてんつく 後ろ  日本髪かつらてんつく梅沢富美男風  てんつく大衆飾り  
手古舞(tekomai)
振り分けの前髪に女形の結い方で髷だけが男の髷になっています。祭礼の際、山車を先導する芸者が使っている髪形です。元々は神社の氏子が、その前は鳶が先導していたものなので男髷になったのだと思います。
てんつく(tentsuku)
おばこという髷を大きく結って飾り方を変えたような髪形です。TVドラマ「水戸黄門」で由美かおるさんが前髪を七三に流して使っていました。

 
 
日本髪かつら下げ髪しころ 前 日本髪かつら下げ髪しころ 後ろ 日本髪かつら振り分け兵庫の下げ髪梅沢富美男風 日本髪かつら振り分け兵庫の下げ髪梅沢富美男風 後ろ 日本髪かつら束髪三ツ輪兵庫の下げ髪唐女 日本髪かつら束髪三ツ輪兵庫の下げ髪唐女 横
下げ髪(sagegami)又はしころ(sikoro)
前髪と鬢は結い上げで後ろの髪は垂らしている髪形です。この写真は姫ですが、飾り方で傾城、御前などにも使われます。下げ髪が正式な言い方ですが、天正の髪形である結い上げていない後ろで束ねた髪形(かしき)も一般的には下げ髪というので区別する為に「しころ」という事もあります。
 振り分け 下げ髪の元禄兵庫
(furiwake sagegami genrokuhyougo)
振り分けの前髪に後ろは下げ髪、髷は元禄の兵庫です。唐人の役の舞踊で使いました。
 下げ髪 束髪 三ツ輪の元禄兵庫
(sagegami sokuhatsu mituwa genrokuhyougo)
 前髪は一束に取った束髪、髷は見た目は元禄兵庫の三ツ輪ですが、結い方からすると後ろ勝山を三ツ輪にしています。髷の出方を前から後ろへ流れるようなシルエットにしたかったからです。これも唐人の役で使いました。
 日本髪かつら振り分け鉢巻付き元禄兵庫 お国 日本髪かつらゴマの洗い髪 前 日本髪かつらゴマの洗い髪 後ろ 馬の尻尾  
鉢巻付き元禄兵庫
(hatsimakitsuki
genrokuhyougo)
女歌舞伎のお国の髪形です。髷は兵庫の三ツ輪で結う場合もあります。その場合は浮世絵のお国のように髷は上ではなく後ろへシルエットを流します。
洗い髪(araigami)ゴマ(goma)
結い上げた髪を解いて一束に結んだだけの髪形
就寝時等に使います。  
 馬の尻尾(umanosippo)
田舎娘、女房などに使用されますが、お富のような粋な役にも使われています。
   
日本髪かつら下げ下地唐女風 前 日本髪かつら下げ下地唐女風 横 日本髪かつら根取りの下げ髪 古代簪付き大奥風 前 日本髪かつら根取りの下げ髪下古代簪付き大奥風 後ろ 日本髪かつら後ろ勝山 前 日本髪かつら後ろ勝山 後ろ
根どりの下げ髪(nedori no sagegami)
唐人風に飾った下げ下地  
根どりの下げ髪(nedori no sagegami)
側室風に飾ったものです。よくある側室役では後ろの下げている髪に金襴の布で巻きます。又、このように前に丸びらの簪は付けません。
後ろ勝山(usirokatsuyama)
結び下げ(musubisage)  
歌舞伎では紫ちりめん等を掛けて武家女房に使っていますが、まわり(鬢、髱など)の結い方で元禄時代の町人や村人の娘役にもよく使われる髪形です。
日本髪かつら現代風大衆演劇 日本髪かつら四谷怪談お岩   大衆ウィッグ総髪襟切1  グリーンアッシュウィッグ   
 大衆演劇用
どんな形でも、毛色でも作ります。
 四谷怪談お岩のかつら  大衆演劇用ウィッグ
毛色・髪型はご要望に応じます。

     
           

同じ髪型でも結い方と飾り方で、全く違った役を表現する事ができます。写真はその一部です。又、歌舞伎や日本舞踊では、決まり事の結い方、飾り方があります。写真は使用した役によって一部飾りを省略してみたりした写真ですのでかなり崩しているものもあります。詳しくはお問合せ下さい。
全部はアップしきれないので見たい髪型があったらお問合せ下さい。


羽二重(かつらの下地)


日本髪のかつらを使用する場合は、基本的に「羽二重」というもので、自分の髪の毛を纏めてから、かつらをかぶります。


女形羽二重のやり方 
(自分でつける)
   女形羽二重のやり方
(相手につける))
   羽二重の手入れ   女形羽二重の販売 
 女形羽二重のつけ方 ひとりで   女形羽二重のつけ方 相手に     羽二重の手入れ    女形羽二重
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日本髪かつら写真 立役(男役)(nihonngami men's hairstyle

 alt="袋付" 御家人    楽屋銀杏 根が浮いている髷 alt="ゴマの御家人"     alt="町人の総髪"  
江戸時代中期以降  
 町人
(tyounin)
芝居の世界では、袋付きという呼び名で通っています。
町人全般で使います。
髷は、少しの形の違いでいろいろな名称があり、使い分けられています
 御家人
(gokenin)
侍全般で使います。
町人の髷同様に少しの形の違いでいろいろな名称があり、使い分けられています
楽屋銀杏(浮き根)
(gakuyaityou ukine
歌舞伎では役者の髷ですが、太鼓持ち、芸人、通人等にも使います。浮世絵等によく出てくる髷でバリエーションが無数にあったようです。
 ゴマの御家人
(gokenin goma)
 町人の総髪
(sougami tyounin)
遊び人、月代をのばしている状態を表しています。大衆演劇等でよく使われています。
 
 大銀杏正面  大銀杏横  大銀杏後ろ      
   大銀杏
(ooityou)
関取の髪型
この髪型は故千代の富士の髪を結っていた床山(弊社スタッフ)が
結ったものです。やはり髷の形や刷毛先の広げ方など芝居の床山では
出せないものです。


     
 alt="総髪"  alt="撫ぜ付け"  alt="総髪の襟縛り"  日本髪かつら町人のむしり  alt="元禄の若衆" 総髪の茶筅
   江戸時代中期以降  
 
 総髪の御家人
( sougami gokenin)
浪人全般,医者等にも使われます
 撫ぜ付け(襟切)
(nazetuke erikiri)
浪人、医者、頭巾を付けて俳諧人、茶人等
 総髪の襟縛り
(sougami erisibari)
浪人の一種、
  町人のむしり
(musiri)
むしりとは甲羅の部分の名前です。これは周りの部分が町人なのでやくざ等の役で使います。
振分け元禄の若衆 鉢巻付
(furiwake gennrokuno wakasyuu hatimakituki)
 総髪の茶筅
(sougami tyasen)
若い侍、浪人の役などで時代考証抜きにしてかっこよく見せたい時に使います。
 日本髪かつら連獅子のかしら赤  日本髪かつら連獅子のかしら白  日本髪かつら連獅子のかしら黒  日本髪かつら連獅子のかしら金色 日本髪かつらサッキョウ赤 前  日本髪かつらサッキョウ白
 獅子がしら
(sisigasira)
連獅子では白が親、赤が子、です。このかつらは後頭部で縛って固定しますのでサイズは
フリーになっています。
 
サッキョウ (sakkyou)
官軍の大将等で使われます。
赤と白があります。このかつらは後頭部で縛って固定しますのでサイズはフリーになっています。 
 日本髪かつら天正の茶筅町人や村人  日本髪かつら切藁 天正の武将の髪形  日本髪かつら中剃りの棒茶筅 日本舞踊 alt="天正総髪の切藁"  日本髪かつら総髪の棒茶筅 日本舞踊  半元禄の御家人
  鎌倉から江戸初期までの髪形 平安から~江戸初期までの髪形   元禄
 茶筅(袋付き)
(tyasen)
町人全般で使われます。布でできた水くみという帽子を付けるのが一般的です。
 中剃りの切藁(武将)
(kiriwara)
武将全般に使われます。侍烏帽子を付ける事もあります。
中剃りの棒茶筅(武将)
(boujyasen)
本来なら髷はもっと小さく結うものなのですが、これは日本舞踊で使われた物なので髷が大きく誇張されています。
総髪の切藁(武将))
(kiriwara)
名前通り、藁を切ったような
形の髷です。
中剃りの風俗がでる前の平安から江戸初期までの武将全般の髪形。侍烏帽子をつける事もあります.
 総髪の棒茶筅(武将)
(boujyasen)
日本舞踊や歌舞伎等で使われる形です。
棒茶筅にはいろいろなバリエーションがあります。
 半元禄の御家人
(hangenroku no
gokenin)
この髷は江戸と元禄の中間位の形になっています。通称半元禄、便宜上の言い方で正式にはありません。芝居の打ち合わせ中だけで使われる言葉です。
 日本髪かつら中剃りの切藁 日本舞踊  日本髪かつらすっぽりの弾き茶筅 日本舞踊  日本髪かつら鉢割れの弾き茶筅 日本舞踊  日本髪かつら半坊主 歌舞伎  青坊主  日本髪かつら中剃りの捌き
 癖付きの立根の切藁
(kusetsuki no tatine
kiriwara)

鬢に癖をつける事で性格をオーバーに表現しています。
 すっぽりの弾き茶筅
(hikijyasen)
歌舞伎では、竹長(白い紙)を使い狂言師等に使います。これは、藁を使っています。
 鉢割れの弾き茶筅
(hatsiware hikijyasen)
歌舞伎にはこの組み合わせはありません。
 半坊主
(hanbouzu)
年寄りの住職等に使われます。

青坊主
(aobouzu)
若い坊主の役
 中剃りの捌き
(sabaki)
 金髪の総髪振り分けの茶筅  alt="八方割れ"  alt="変わり髪型"  白髪紫のメッシュの前髪付きの総髪 長髪の散切り  
 総髪の茶筅(sougami no tyasen)
大衆演劇

 総髪の八方割れの
変形(sougami no
happouware)
大衆演劇
 大衆演劇のどんな髪型でもお作りします。色もご指定下さい。   大衆演劇用ウィッグ
毛色・髪型はご要望に応じます。


 日本髪かつら角刈の散切り  日本髪かつら乞食の散切り  大衆ウィッグ総髪襟切2    超長リーゼント
 ゴマの角刈り
(kakugari)
  乞食(kojiki)
決まったものではなく、たまたま乞食の役で使った髪形です。
 大衆演劇用ウィッグ
毛色・髪型はご要望に応じます。


   
超長リーゼント
変わった髪型も承ってます。

 日本髪かつら7本車鬢 歌舞伎          
 油込の前髪七本車鬢の生締
「矢の根」の五郎
         
 日本髪かつらふかし鬢油込の前髪に生締め 前 歌舞伎  日本髪かつらふかし鬢油込の前髪に生締め 横 歌舞伎  ふかし鬢掴み立て前髪の切藁 歌舞伎  ふかし鬢掴み立て前髪の切藁 後ろ 歌舞伎  小ぶかし鬢すっぽりの針つぶお祭り付 後ろ 歌舞伎  小ぶかし鬢すっぽりの針つぶお祭り付 後ろ 歌舞伎
本箱箱鬢油込前髪の生締
(hongehakobin aburakomi maegami
no namajime)
「菅原伝授」賀の祝の松王丸
振り分けた前髪は松の木といい、中央の白い物は割り櫛といい本物は象牙でできています。同じような形の桜丸は鬢がふかし鬢で他の部分も丸みを強調して少年らしさを強調しています。
 
  油付ふかし鬢摑み立ての前髪 摑み立ての切藁
(aburatuki fukasibin tukamitate no maegami tukamitate no kiriwara)
「菅原伝授」の梅王丸
掴んでも立ってしまう前髪で若さを、掴んでも広がってしまう髷の毛で荒々しさを、そして柔らかい曲線のふかし鬢で少年らしいふくよかさを表現したすばらしい歌舞伎の髪形だと思います。
 小ぶかし鬢すっぽりの針つぶお祭り付
(kobukasibin suppori no
haritubu omaturituki)
「菅原伝授」の宿の彌太郎
口を結んだような髷にちょっと滑稽な鬢、その鬢の上にある羽根のような物がお祭りです。色気があっておどけてるけど、口は堅いよって髪形かな?
芝居や舞踊で使われる日本髪の髪形は、その役のバックボーンや性格まで表現しています。
ご覧になるときには、ちょっと気にして観てみてください。より楽しく観られると思います。

髪型の名称は髪型全体を表している物、髷だけの形を表しているもの等省略しておりますが、通常この名称で通じます。
歌舞伎では、立役(男)の髷の場合、ちょっとした形の違いで名称が違ってきます。詳しくはお問合せ下さい


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シアターウィッグラボ
演劇、舞踊、イベント用ウィッグを製作・レンタル・販売する部門です。
ご要望のウィッグプランをデッサンに起こしてからの製作も承っております。

ウィッグ写真(wig photo)

 alt="デザイン画1"  alt="デザイン画2"  alt="デザイン画 alt="デザイン画4" alt="デザイン画 
 ちびっこバグ公演で使ったバグのウィッグ  ちびっこバグ公演で使ったユニコーンのウィッグ ちびっこバグ公演で使ったライオン役のウィッグ  ちびっこバグ公演で使ったドラゴンのウィッグ   ちびっこバグ公演で使った
ちびっこバグ公演で使ったピエロ赤のウィッグ   ちびっこバグ公演で使ったユニコーンの角の部分  ちびっこバグ公演で使ったピエロ青のウィッグ  ちびっこバグ公演で使ったピエロ黄色のウィッグ  ちびっこバグ公演で使ったラビットのウィッグ
 ちびっこバグ公演で使ったウルフのウィッグ  ちびっこバグ公演で使ったローズのウィッグ  ちびっこバグ公演で使ったのウィッグ ちびっこバグ公演で使ったデイジーのウィッグ   ちびっこバグ公演で使ったタートルのウィッグ
 金髪ウィッグ モンロー  白猫ウィッグ  花輪君 超長リーゼント   

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舞台(演劇 日本舞踊)・映像・イベント等でのかつらの発注方法

 
1・公演日程、ステージ数、技術者派遣の有無等をお知らせください
2・公演、撮影の趣旨もしくは台本をいただければ、髪型のご提案をさせていただきます。
3・かつらは、事前にかつら合わせが必要です。ご来店いただくか、こちらから出張するかのどちらかです。
4・納品はご来店か、搬送、宅急便となります。

(注・ 弊社のかつらは舞台、映像用なので、、SMLのサイズで売られているかつらとは、根本的に違います。かつらの扱い方も違いますので、正しく扱っていただかないとかつらを壊してしまいます。かつらのつけ方は、お教えいたしますのでお気軽にご相談下さい。通常は、技術者派遣をお勧めいたします。)

日本髪かつらには、舞台用、映像用等の用途別の他にタイプがあります。
日本髪かつらには舞台用、映像用・7分(後ろだけにかつらを付けて生え際は自毛を使うかつら)用途によって作りが違います。
又、舞台用でも下記のように2種類ありますのでご相談下さい。

 alt="銀杏返し" alt="侍の髪型"  alt="芸奴島田"   alt="中剃りの切藁"
 自毛で結ったように見せるかつら

もみ上げの部分があまり無く、生え際の形も自然な感じで作っているかつらです。小劇場や、新劇系で多く使われています。本当にその時代の人々が演じているように見せたい演劇に向いています。7分のかつらもこのジャンルに入ります。
刳り(生え際)の形を作りこんだかつら

例えば、女形なら富士額、小額(眉から目の上あたりの生え際) 揉み上げ等をしっかり日本髪らしくつくったり、立役(男)だったら小額をきかしたり(尖がらす)、揉み上げを長くしたかつら。
顔に合わせて作りこんでいくので、顔の長所を強調したり、短所を隠したり役にあわせて、顔をきつくも優しくも作る事ができます。日本舞踊や商業演劇でよく使われています。大きな舞台では、これ位強調したほうが、観客には分かり易いし、ほとんどの方を美男、美女にする事ができます。その為、弊社の変身スタジオ「ゲイシャカフェ」では、こちらのタイプのかつらを主に使っています。

日本髪かつらレンタル料金・販売価格

    10日以内
レンタル料金
レンタル延長料金
1ステージ・1日につき
 販売価格(消費税込)  
女形(結上げ)  一般的な日本髪 \27,000 \2,700  \264,000  
 〃  舞踊の決まり物 \30,000~ \2,000  \264,000~  
 〃  花魁(伊達兵庫) \50,000 \3,000  \374,000  
 〃  おすべらかし \50,000 \3,000
\418,000
 
 女形(下げ髪)  後ろで束ねている髪型 \25,000 \2,000  \264,000  
 〃  後ろで束ねずに垂らしている髪型 \50,000 \3,000  \374,000  
女形(洋髪)  束髪等 \27,000~ \2,700~  \264,000~  
 立役(中剃り物)  町人、侍等 \21,000 \2,100  \210,000  
 〃 (甲羅物)  やくざ・浪人のむしりや総髪等 \23,000 \2,300  \253,000~  
 〃   舞踊の決まり物 \30,000~ \3,000  \264,000~  
 獅子  連獅子等で使われる毛を振れる物 \100,000 \10,000  \6050,000  
 サッキョウ  官軍が使った短い獅子頭 \30,000 \3,000  \330,000
 油付   \50,000~ \5,000  \550,000  
 ウィッグ   お問合せ下さい  
 新規製
 ファイバー、ネット土台
   お問合せ下さい  
i毛色の標準は黒・自然色です。
他の毛色をご希望の方はご相談下さい。どんな毛色にもお応えいたします。
価格は¥20,000~¥50,000増しになります。


 

弊社では、和物ミュージカルでも使用できる、フィット感がよく、軽く役者の負担が少ないファイバー製・ネット土台の日本髪かつらもご用意しておりますので、ご相談下さい。

かつらのご注文の際は必ずかつら合わせが必要です。(遠方であってもかつら合わせに伺いますのでお問合せ下さい)
人間の頭は大きさだけでなく、形も違いますし、顔はつくりも違います。頭に合ったかつらでなければ痛くて付けていられません。又、顔に合った刳り(生え際の形)でなければ自然に見えません。

結い直し料金(日本髪かつら)

 女形 (結上げ)  同じ髪型に結い直す場合 \13,200
 〃  (髪型変更)  違う髪型に結い直す場合は、髪型によって必要な髷の型や添え毛等の料金が必要になる場合がございます。又、かつらの構造上結い直せない場合もありますので、お問合せ下さい。 \13,200~
 立役 (中剃り)  一般的な御家人、町人、頭頂が剃ってある髪型のかつら
\13,200
 〃  (甲羅物)  やくざや浪人のムシリや総髪、頭頂に毛がある髪型のかつら
\13,200
 〃    (散切り)  横わけ、オールバック、振り分け等のセット
\13,200~
 〃  (髪型変更)  違う髪型に結い直す場合は、髪型によって必要な髷の芯や添え毛等の料金が必要になる場合がございます。又、かつらの構造上結い直せない場合もありますので、お問合せ下さい。 \13,200~
かつら洗い   長年結い直していないと、髪の毛に付いた油が固まって、そのままでは結い直せない事があります。
その場合は、かつら洗い料金が別途掛かります。(結い直し前に連絡を差し上げます)
 ¥16,500~

技術者派遣

 ヘアーメイク  ヘアーメイクだけでなくウィッグも扱える技術者。
 床山  日本髪のかつらを扱う技術者
 顔師  日本舞踊等の白塗の化粧が専門の技術者
 着付け  舞踊、演劇等の時代衣装の着付けができる技術者
上記の技術者以外、芝居、舞踊等 舞台イベント関係なら、どんなスタッフでもお問合せ下さい。 

 

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婚礼用簪レンタル(kanzasi photo)

 alt="金銀ダイヤ入り婚礼用かんざしセット”  alt="金銀ダイヤ入り婚礼用簪”  alt="金銀ダイヤ入り婚礼用簪”  alt="金銀ダイヤ入り婚礼用最高級簪” alt="金銀ダイヤの婚礼用簪” 
胡蝶蘭をモチーフに金・銀・ダイヤモンドだけを使い、ベテランの職人が作りあげたオリジナルの婚礼用簪です。
本物だけが持つ上品な輝きをお楽しみ下さい。(弊社髪結い光映 プロデュース)
  
レンタル料金 ¥324,000(税込)
販売価格  ¥3,240,000(税込)

alt="婚礼用本鼈甲の簪”セット  alt="婚礼用本鼈甲の簪”  alt="婚礼用本鼈甲の簪” 
 婚礼用鼈甲の簪セット  両天  後ろ差し
 alt="婚礼用本鼈甲の簪” alt="婚礼用本鼈甲の櫛”   本鼈甲の婚礼用簪です
黒い染みひとつない最高級の鼈甲を使い、最高水準の鼈甲細工職人が作り上げた芸術品です。
この職人さんは、もう亡くなられており、これ程の簪を作る事は現在では出来ないでしょう。



レンタル料金 ¥540,000(税込)
販売価格  ¥5,400,000(税込)

 
 前差し  櫛

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主な取引先(順不同)

 劇 団 制作会社
 劇 場  公 共
アミューズ
NLT
キャラメルボックス
スーパー エキセントリック シアター
ヘロヘロQカンパニー
ホリプロ
こまつ座
岸野組
カンコンキンシアター
若獅子
梅沢富美男劇団
松井誠劇団
花組芝居
トム・プロジェクト
ミュージカル座
ザ・ちょんまげ軍団
キョードーファクトリー
五木プロモーション
TBS
フジテレビジョン
日本テレビ放送網

 
新国立劇場
国立劇場おきなわ
博多座
新歌舞伎座
明治座
宮内庁
国立劇場おきなわ運営財団
沖縄県立芸術大学
海洋博覧会記念公園管理財団
世田谷文化財団
静岡市文化振興財団
厚木市文化振興財団 

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